◇米男子ゴルフツアー AT&Tペブルビーチ・プロアマ第1日(2025年1月30日 カリフォルニア州 ペブルビーチGL=6972ヤード、スパイグラスヒルGC=7041ヤード、パー72)
シグネチャーイベント(昇格大会)今季第2戦が始まり、日本勢でただ一人出場している松山英樹(32=LEXUS)はスパイグラスヒルGCを3バーディー、1ボギーの2アンダー70で回り、首位と6打差の52位で発進した。
インから出て14番パー5で2オンに成功して2パットでバーディーを先行させると、続く15番パー3は50センチにつける好ショットで連続バーディーにつなげた。
後半の1番パー5は第2打をグリーン手前に運んでアプローチをきっちり寄せてスコアを伸ばした。5番パー3はティーショットを曲げてトラブルとなったが、4・5メートルのパットを沈めてしぶとくパーを拾った。
しかし最終18番は第2打がグリーン奥に外れてアプローチを寄せ切れず1・5メートルのパットを外して唯一のボギーを叩いた。
ホールアウト後にはゴルフネットワークのインタビューに「なかなか思うようにいかないラウンドが続いている。最後のボギーがなければもう少し気分が良かったけど」と表情を曇らせた。
フェアウエーキープ率が35・71%、パーオン率が44・44%とショットに不安を抱えながらのラウンドだった。「少し修正して良いプレーをしたい」と切り替え、ペブルビーチGLを回る2日目に向けて「天気がどうなるか分からないけど、良いプレーができるようにしたい」を視線を上げた。