俳優の緒形直人(57)が31日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲストとして生出演。NHK連続テレビ小説「おむすび」で共演中の仲里依紗(35)との靴にまつわるトークを明かした。
緒形は「おむすび」で靴職人の渡辺孝雄役で出演。仲は阪神大震災で亡くなった緒形の一人娘・真紀(大島美優)の親友・米田歩を演じている。
緒形は震災で真紀を亡くし、商店街の中で孤立する難しい役どころを演じていることから、撮影現場でも他の共演者とつるむことを控えていたという。
それでもドラマ同様、緒形自身も徐々に撮影現場で打ち解けていったそうで、VTR出演した仲が「最初は孝雄さんとのシーンも凄く暗い重いシーンが多くて、待合室でも孝雄さんだったので、やっぱり少し距離があったなと感じていたんですけど、それがどんどん、ちょっと和やかになって、少し帰りの新幹線の話をできるようになった。少しずつ会話ができるようになった」と証言した。
さらに、仲が「私の(私物で)すっごい大きい靴があるんですけど、本当にアクセルとブレーキ同時に踏んじゃうぐらいのデカさの靴を履いていて、それを“履きやすいの?”っていうふうに質問を投げかけてくださって、凄くうれしかった。靴職人から認めてもらえた感じ」と緒形からかけられた思わぬ一言に喜んだと明かした。
この話を聞いた緒形は「船みたい(な靴)」と相当大きい靴だったと笑い「でもね、僕は靴屋だからじゃないんだけど、とても靴に興味があるんです。ファッションに興味があるんです」と役作りに関係なくファッションや靴に興味があると告白。続けて「それで前々からその靴を展示してあるお店も見てたんです。ファッションショーも見てたんです」と仲が履いていた大きい靴の存在を元々知っていたという。
だからこそ「その靴が現場の衣装部屋の前に置いてあったんです。“これ誰の?”って思わず聞いて、里依紗ちゃんのだって(知って)“あの靴のこと聞かせてもらっていい?”って」と撮影現場でその靴を見て、思わず質問したと振り返った。