ミュージカル俳優の山崎育三郎（39）が31日、都内で行われたミュージカル「昭和元禄落語心中」の制作発表に出席。役柄との共通点、相違点を語り、自身のきれい好きを強調する場面があった。
和装で登場した山崎は、深々と一礼しマイクを握ると、落語を披露。会場から拍手が沸き起こった。
本作は漫画家・雲田はるこ氏が、戦前から平成に至る落語界を舞台に、人々の多彩な生き様を描いた同名漫画が原作。日本オリジナル版としてミュージカル化。アニメ化、ドラマ化もされている。
山崎は、ドラマ版にも出演。天才落語家・助六を演じる。共演の古川雄大、明日海りおとは、同じ研音所属で同年代。明日海は「“育様”と呼んでいる」と関係性の深さを感じさせた。
助六（山崎）、みよ吉（明日海）の間に生まれる小夏を演じる水谷果穂が話題に上がると、明日海が「育様と私の間に生まれる…」と一言。横にいた山崎は「そういうふうに言われると…。いろいろとダメですよ」と指摘。
明日海は「違う違う違う」と言い間違いに気づいて大笑いしながら「助六さんとみよ吉の間に生まれる小夏を演じる水谷さん。純粋な感性でミュージカル初挑戦。ピュアな状態でお芝居に向かっている姿が小夏にリンクしている。いろいろ刺激を頂いている」と称賛した。
2月28日より東京・東急シアターオーブ、3月29日より大阪・フェスティバルホール、4月14日より福岡・福岡市民ホールで上演予定。