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元木大介氏 桐朋・森井翔太郎の2・3億円マイナー契約に「日本のドラフト1位でも貰えない」

スポニチアネックス 2025年1月31日 14時24分

 巨人ヘッドコーチなどを歴任した元木大介氏(53)が、自身のYouTube「元木大介チャンネル」を更新。日本のプロ野球を経由しないでアスレチックスとマイナー契約を結んだ桐朋・森井翔太郎投手(18)の挑戦を称えた。

 元木氏は高校から直接MLBに挑戦するメリットに“アメリカンドリーム”を挙げた。

 「(年俸など)金額が変わってくる」と指摘した。

 森井がアスレチックスと結んだのはマイナー契約ながら契約金は日本出身のアマチュア選手史上最高額の151万500ドル(約2億3000万円)。

 元木氏は「日本のドラフト1位でもそんな金額もらえない」と驚きを隠さなかった。

 日本選手のメジャーでの成功で、日本の高校生年代もメジャー球団からの注目を集めている。

 これまでも高校から直接MLBに挑戦する選手はいたが、日本のドラフトにはかからない場合が多かった。森井の場合は日本のプロ野球という選択肢もあった中で、マイナー契約を選んだ。

 元木氏は森井のようなケースは「今後もっと増えると思う」と予測する。

 人材を奪われることで日本球界の空洞化も懸念される。米球界の分厚い壁に夢を阻まれることもあるだろうが、「自分の野球人生なんで。僕は大賛成」と森井の挑戦を支持した。

 そして「このニュースをいいニュースにして、後輩たちに道をつくってほしい」とエールを送った。

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