お笑いタレントの木村祐一(61)が30日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にVTR出演。人気コンビについて語った。
“京都通”のタレント・木村祐一が名店を紹介する番組恒例企画で、この日は「ツウな冬のお鍋SP」として「さや香」の2人を案内。ロケ冒頭では、NSC時代に木村が講師、「さや香」が生徒だったという両者の関係が明かされた。
12年越しの共演に木村は「不思議やね」と感慨深げ。「自分らが頑張ってきたからやんか」と2人を立てると、「自信にもなります」と「さや香」石井も感謝。木村は「2人ともスーツやけど、新山は結構激しい動きで訴えるやんか。初めて見た時にかっこええなって。先輩ながらかっこええ奴らが出て来たな、テレビでも忙しくなるやろなって」と当時を振り返った。
続けて「というのはテレビは元気いっぱいの人が好きやから」と解説。「誤解のないようにですけど、ワー!言うてくれる人のほうがMCは助かる。邪魔したらアカンと思いがちやけど、MCをやってみたらおとなしい奴はいらん。ガンガン返してくれるとか、何も無くてもしゃべり出すのもそれがええねん」と語った。
また「無かったら無いで『ホンマすんません、何も無かったです』ていうてもイケるやん。『何やそれ!』って言ってもらえる。常にMCがさんまさんやと思ってたらええかもしれへん。拾ってくれへん人がいたら『拾ってくれへんのかい!』って言うたらええしな。そんな奴のほうがオモロイ」と明かした。
そんな芸談をしみじみと語る木村の様子に、「さや香」新山は「昔のイメージと全然ちゃいます…」とポツリ。「坊主頭で世の中のすべてのことに腹立ってるイメージ」と講師時代を回想すると、木村は「今は炎上もあるからさ」と笑った。