お笑いコンビ「パンクブーブー」の黒瀬純(49)が31日、ニッポン放送「中川家ザ・ラジオショー」(金曜後1・00)に出演。昨年、世間の注目を浴びた芸人の学園祭での“手抜き疑惑”について言及した。
相方の佐藤哲夫が運営するYouTubeチャンネル「吉本プラモデル部チャンネル」は事務所を通した運営だったが、黒瀬が個人的に運営しているチャンネル「9610くろじゅんチャンネル」は事務所を通していないことが判明。コンビ内で“格差”があるとして佐藤は不満を漏らし、パーソナリティーの「中川家」剛からは「またなんか問題起きるんちゃう?」とツッコまれ「学園祭手抜き問題からまたYouTube問題へ」とイジられる一幕があった。
昨年11月頃、「学祭にライブをしにきた芸人のネタが手抜きだった」「学祭来た時ネタもやらずにクソつまんねートークして帰ったから普通に嫌いになった」など、一部の芸人が学園祭や地方の営業などで「手を抜いていた」という趣旨の書き込みがSNSで拡散。当時「オズワルド」などの人気コンビの名前も挙がる中「パンクブーブー」の名前も挙がっていた。
「YouTubeはこれ事実としてありますからいいですけど…手抜きってなんなんですかアレ!?」と声を張り上げ反論。再び剛から「どうなの?手抜いたの?」と聞かれると「抜いてませんよ!(中川家の)お2人“まあまあ、手抜くときもあるよ”とかなんか言ってましたけど、余計なこと言いやがってと思いながら」と否定しつつ冗談交じりに当時を振り返った。
「今は、手を抜いた漫才したみたいに思われてそうやって伝わってますけど、そもそも漫才をしなかったから手を抜いてたって言われてるんです」とSNSでの指摘に至った経緯を説明。佐藤も「漫才で呼ばれてサンパチ置かれて、漫才しないことないじゃないですか。フリートークそんなに得意じゃない実感あるんです」と弁明した。
黒瀬は「つないでたんですよ、多分ですけど」と切り出して「僕らはトリで出る予定だったのが、2番目に出るはずだったやつが遅刻して。2番目が来るまでの時間つぶしを僕らがネタやって、袖見て“まだですか”っていうのを(やっていた)。スタッフもいないですから、場をつないでいたんです。それを見て手抜きだって」と指摘の理由を考察した。
また、佐藤は「もしくは、学園祭仕様でお客さんを入れたりするやり取りが多めだった。そこだけ見て“ネタをやってない”って言われたんじゃないか」と意見。剛から「でもそんな人イジり手抜きやんか」と鋭いツッコミを受けると「いやいやいや。苦しいですよ、学園祭。もう何やってもダメみたいな時あります」と弱音を吐いていた。