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有働由美子 声詰まらせて森永卓郎さん追悼「言葉と考え方は残る。モリタクさんを味わい続けていきたい」

スポニチアネックス 2025年1月31日 17時53分

 フリーアナウンサーの有働由美子(55)が31日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)の生放送で、28日に原発不明がんのため死去した経済アナリストの森永卓郎さん(享年67)を追悼した。

 森永さんは昨年10月に同番組に出演。有働は「一報を聞いた時には、去年10月なんてついこの前の感じだったのに。凄くお元気で、社会にもテレビ界にもかみついたりされていたので、こういうのをまだ信じられないって言うんだなと思いました」と話し、まだ実感がわかない心境を明かした。

 そして、初対面だった昨年10月の同番組の音源を放送。明るい声で本音トークを繰り広げていた森永さんを思い出し、「今聞いても楽しい雰囲気を思い出す感じですけど。著書を拝読すると森永さんしか書けない視点、言葉で社会に投げ掛けていらっしゃるんで本当にそういう意味では一流の方なんですけど。“一流なんか自由度がなくなってどうでもいいコメントして、一流になんかなりたくない”ってその言葉も森永さんっていう一流だから言えることですしね…」としみじみ。

 がんに負けず発信を続けた森永さんの生きざまに「こういう音源もそうだし著書を残されているから、みんなの中に生き続けるし、これからの社会がいろいろな時代になっても、その言葉と考え方は残る」と有働。「ずっとモリタクさんを味わい続けていきたいと思いますし。日和りそうになったら“モリタクさんが言ってたわー。自由度なくなってんじゃないか?クソつまんなくなってんじゃないか?”っていうのを思い出しながら仕事をしていきたいと思います」と決意を語り、「本当にたくさんのいい言葉と楽しい時間をありがとうございました」と声を詰まらせながら努めて明るく追悼した。

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