元Hey!Say!JUMPで俳優の岡本圭人(31)が、第59回紀伊国屋演劇賞の個人賞を受賞し31日、都内で行われた贈呈式に出席した。
父・健一(55)と親子役で共演した舞台「La Mere 母」「Le Fils 息子」での演技が評価。壇上に上がった岡本は「凄く光栄な思いですが、今まで人に認められたりとか褒められたりとか、賞とは無縁の人生で。最初は“なんで自分がこの賞をいただけたんだろう”という思いになっていました」と心境を明かした。
しかし「受賞したときにたくさんの方が喜んでくださった。その方々の想いに応えるため、この場所に立ちたくても立てない方々の思いも背負って、今後の役者人生を歩んでいきたい」と意気込みを語った。
後半、「自分のことを産んでくれた母親、舞台の道を教えてくれた父、応援してくださるファンの皆さま…」と、周囲の支えについて言及すると声を詰まらせ涙する場面も。「俳優の道に歩んでいけると信じてくれたかつての、いや今でも仲間のHey!Say!JUMPのみんな、今まで演劇で出会った全てのキャスト、スタッフの皆さま、今まで出会った友人たち、そして本当に何よりも、劇場にお越し頂いたお客さま。一人一人のおかげで今ここに立てていると思います。いつも支えてくれてありがとうございます」と一礼。会場からは大きな拍手が起こった。