Infoseek 楽天

有働由美子 紅白歌合戦司会で局アナならではの苦労 番組前に“ワンマンショー”「トータル5時間半は」

スポニチアネックス 2025年1月31日 20時12分

 フリーアナウンサーの有働由美子(55)が31日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)の生放送で、NHK時代に司会を務めたNHK紅白歌合戦での苦労を語る場面があった。

 リスナーからのメールをきっかけにトイレに行くタイミングの話題になり、「そういえば紅白見てる時のトイレのタイミングもありましたよね。NHKはCMないから」と有働。番組アシスタントの同局・熊谷実帆アナウンサーが「私は紅白大好きだからできるだけ我慢する」と番組視聴中はトイレに行かないようにしていると明かすと、「そんなん言うたら司会してる分にはですよ」と自身の体験を語り始めた。

 2001年の第52回から3年連続で紅組の司会を担当。局アナの場合、緊急地震速報など突発的な出来事が起きた場合はすぐに対応してニュースを読む必要があるため、「出番じゃないからこの曲の間に行こうとかができない」とトイレのタイミングに苦労するのだという。

 番組は約4時間半だが「4時間半ちゃうねんって。その前の30分、(午後)7時から7時半は視聴者はニュース見てるけど、NHKホールはお客さんが待ってるわけじゃないですか。だからホールのイベントとしての紅白歌合戦を成立させなきゃいけない」と紅白前のニュースが放送されている時間帯も局アナの役目はあると説明。

 「フロアディレクターさんが“この曲の時はこうやってください”と言って練習した後、“それでは総合司会の有働さんです!”ってなって1人で30分ぐらいワンマンショーみたいのやる」と話し、紅白スタート直前、NHKホールの観客を前に「トークでつなぐ」役割があったことを振り返った。

 そのトークの内容は司会のアナウンサーに代々引き継がれているという。番組を盛り上げるため、観客の緊張がほぐれるように隣同士で自己紹介や握手をしてもらうそうで、「コロナ前だったから…今は握手もどうなのか。コンプラもどんどん変わるからその年に合わせてなんですけど」と有働。「時間がきっちり決まっていて、あれが大変でしたね」としみじみと振り返り、「トータル5時間半ぐらいはトイレに行かない設定なので、12月31日は朝から水を飲む量もすごい気を付けて何時間前にはやめておこうみたいな」と貴重な裏話を明かしていた。

この記事の関連ニュース