お笑いコンビの「フットボールアワー」が31日、都内で、15年ぶりの単独ライブ「フットボールアワー 25」の取材会を行った。これまでの漫才、コントに加えて、新ネタも披露する。岩尾望（49）は「気づけば15年空いてしまっていた」と開催までのブランクに思いをはせた。
後藤輝基（50）は「僕の音楽ライブに来てくれる昔からのファンの人たちが、高校生だったのが子供を連れてくるようになったりするのを見て、お笑いライブをやっていないのは、まずいことだと思った」と開催に至るまでの心境を明かした。
心境にも変化が生まれた。前回のライブ当時はまだM―1グランプリ2003優勝の余韻が残っていた。だが今回は芸人として円熟味を増す中でのライブとなる。後藤が「もうM―1グランプリの話をするのは恥ずかしいくらいの年月が経っている」と現在の心境を吐露すれば、岩尾は「僕らの感覚としては最近の方が、しっかりと漫才師をしている」と自信。「なのでしっかりとした漫才を見せつつ、コントもやんねんでというのをしっかりとしたネタで見せていけたら」と意気込んだ。