漫画家の車谷晴子さんが31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「セクシー田中さん」原作者・芦原妃名子さんの逝去から1年が経ったことを受けて複雑な胸中を記した。
芦原さんは24年1月28日に行方不明届が出され、翌29日に栃木県内で死亡しているのが見つかり、昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」を巡る脚本トラブルが明るみとなった。日本テレビと小学館は調査チームを立ち上げ、調査報告書によると、芦原さんの「必ず漫画に忠実に」とする主張が現場に伝わっていなかったことが明らかとなり、日本テレビは「ミスコミュニケーション」だったとして謝罪していた。
車谷さんは「芦原先生が亡くなって一年が経ちました。まだ一年なのに問題が風化しそうで怖いです」と吐露。そして「それとももう問題が起きないような体制に変わったんでしょうか。そんなはずはないと思います」と指摘した。
「セクシー田中さん、大好きな作品で何度も読み返してたのに今も読めません。最後まで読めるはずだったのに」と複雑な胸中を明かした。
この投稿には「ずっと頭から離れません。改善されて欲しいです」「私も思い出すたびに悔しさがぶり返します。そして今起こっている大騒動がとても虚しく感じます」などのコメントが寄せられた。