DeNAの三浦監督が沖縄入りし、宜野湾キャンプのテーマに守備力と判断力の向上を掲げた。
「走攻守の判断全て。打撃のいい選手はそれでいいのではなく、しっかり守備力の向上に取り組んでもらう」。
昨季は自慢の攻撃力で26年ぶりの日本一を達成したが、レギュラーシーズンは3位でリーグワーストの96失策。「俺はレギュラーと思っている選手なんて聞いてはいない」と独特の言い回しで打撃陣に守備も含めた総合力を求めた。
主砲の牧も「去年は(二塁の守備で)迷惑をかけた。テーマに沿ったキャンプになれば」と守備力向上を目指す。キャンプインの1日は宜野湾で日本一パレードも開催。指揮官は「たくさんの方に見に来てもらいたい」と呼びかけた。(大木 穂高)
≪「もう決めてる」開幕投手は東が有力≫三浦監督は3月28日の中日戦での開幕投手について「もう決めています。本人に伝えたかどうかは、またその(発表の)時に」と明かした。バウアーの2年ぶり復帰が決まった27日には「(可能性は)ゼロではない」とした一方、現状では東が2年連続3度目の大役を務めることが有力。東本人も自主トレ公開の際に「任されたら役目を果たしたい」と話していた。