広島・常広は、悲壮な覚悟で春季キャンプに臨む。開幕ローテーション入りへ、サバイバル戦を勝ち抜く意気込みを示した。
「アピールする場はたくさんあると思う。投げる機会で自分の投球をして、開幕ローテーションに入れるように頑張りたい。1軍に生き残れるように」
1年目の昨春は右肩のコンディション不良もあり、2軍キャンプスタート。だが、自主トレの成果もあり「去年より状態がいい」と不安はない。
今オフは体力強化に重きを置き、体づくりに励んできた。投球の感覚的な部分でも新たな気づきがあったという右腕。「根拠も少し見つかったので、去年の入りよりはスムーズにスタートできる」と手応えをのぞかせる。2年目の飛躍に向け、準備万端整った。