“師弟コンビ”でいざ頂点へ！オリックスに新加入した九里が、岡山理大付、亜大の後輩で、教育実習で指導した過去も持つ頓宮との共闘を誓った。
「僕が試合で投げるときは打ってもらえたらうれしい。（理想を）現実にしてもらえるよう、たくさんプレッシャーをかけたいと思います（笑い）」
亜大4年時に公民の教員免許取得のため、2週間の教育実習を母校で行い、担当したクラスに当時高校2年の頓宮がいた。「真剣に聞いてるようで、ノートを書いてなかった（笑い）」。岡山理大付の学生寮から徒歩約30分の登校もともにし、自身のブルペン投球の捕手を頓宮が務めたことも。当時からプロ志望を抱いていた頓宮少年に「何があっても諦めずにやればプロになれるよ」と語った12年後、同じユニホームを着ることになった。
頓宮は「投げている試合でしっかり打って、一緒にお立ち台に立てれば」と意欲。九里は笑みを浮かべながら「もし一緒に立つことになったら、僕は一言で終わって全部、頓宮に任せようかな」とイメージを膨らませた。 （阪井 日向）