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二刀流・森井翔太郎を獲得したアスレチックス 大リーグサイトが国際選手補強「トップ5」と高評価

スポニチアネックス 2025年2月1日 8時57分

 大リーグ公式サイトが、1月15日からスタートした2025年度の国際契約期間で優れた補強を行っているチームを5つ挙げている。

 ドジャースは佐々木朗希を獲得したが、ボーナスプールのほぼ全額に相当する650万ドル(約10億1000万円)を一人に投じた。結果、他の大物選手は取れなかった。

 一方、他球団の中にはボーナスプールを巧みに分散させ、将来のスター候補を複数獲得できたチームもある。今年の契約期間は12月15日まで続くが、現時点での評価でレイズ、マーリンズ、アスレチックス、ブルワーズ、レッドソックスを成功例に挙げている。

 アスレチックスは、トッププロスペクトであるエイデン・ジョンソン内野手(ランキング12位)とダーウィン・オズナ外野手(同16位)を獲得。ジョンソンはバハマ出身の選手の中で、近年最もプロへの準備が整っていると評価されている。一方、オズナはアスリート一家の出身で、16歳にして身長1メートル90、体重84キロと恵まれた体格を持つ。強肩と平均以上のパワーを兼ね備えている点も魅力だ。

 また、ベネズエラ出身の左打ちの外野手、ブレイソン・グエデスもトップ50入りが検討された有望株。150万ドルの契約金を受け取っており、アスレチックスは彼のバットコントロールを高く評価している。母親は短距離走のスプリンターだったため、グエデスも走塁とセンターの守備でインパクトを与えられると期待されている。

 さらに、アスレチックスは日本の高校球界で45本塁打を放ち、最速95マイル(約153キロ)を記録した二刀流選手、森井翔太郎も獲得。森井の今後の成長にも大きな注目が集まる。

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