◇米男子ゴルフツアー AT&Tペブルビーチ・プロアマ第2日(2024年12月31日 カリフォルニア州 ペブルビーチ・リンクス=6972ヤード、スパイグラスヒルGC=7041ヤード、パー72)
52位から出た松山英樹(32=LEXUS)はペブルビーチ・リンクスを4バーディー、1ボギーの69で回り、通算5アンダーの38位に浮上した。首位とは9打差。
3番で1・2メートル、4番で2・5メートルにつけて連続バーディー。7番パー3は3メートルのパットを決めて3つ目のバーディーを奪った。
9番でボギーを喫したが、後半の13番で3メートルのチャンスをものにした。
天候が悪化した影響もあり、ショットの制御に苦戦した。フェアウエーキープ率、パーオン率とも50%に低迷した。
ホールアウト後、ゴルフネットワークのインタビューでは「悪くない感じはあったけど続かない。いいショットが出た後にミスをしたり、きっかけになりそうなところでミスをしてしまう。2、3回続けば、その後も気分良くできると覆うけど、それが続かない」と波に乗り切れない現状を説明した。
スコアメークに貢献したのはショートゲームだった。リカバリー率は89・89%を記録。「ショートゲームは崩れていないので、ショットがうまくいくことを祈りながら今日は休みたい」。追い上げが必要な3日目に向けて気持ちを切り替えた。
セップ・ストラカ(31=オーストリア)が通算14アンダーで単独首位。大会は4日間予選落ちなしで争われる。