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山之内すず 実体験から未成年のSNS投稿に警鐘「自分の顔ネットにさらしてイイ事起こる人少ない」

スポニチアネックス 2025年2月1日 15時15分

 タレント山之内すず(23)が1日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。SNSの功罪について実体験を語った。

 この日は、米メタ社が運営するSNS「インスタグラム」で日本の13~17歳を対象としたティーンアカウントを導入すると発表したことをを取り上げた。同件は、有害な情報から未成年者を守り、SNS依存を軽減することが狙い。フォロワー以外に投稿を見られず、暴力的・性的な画像、過度なダイエットを促す不適切な内容を含んだ投稿が自動的に制限され、利用時間や通知に関する制限も初期設定されるという。

 山之内はインスタ投稿写真がきっかけでスカウトされ、17歳で芸能界デビューを果たした。「インスタグラムは15歳とかで始めたんですけど。いろんな方に見ていただけたからスカウトされてここにいる」とした上で、「高校時代にアルバイトしてた時も、どこかしらでアカウント特定して“あそこで働いてる店員さんですよね?”みたいなアクセスもたくさんあった」と、個人情報を特定される恐怖を味わったという。

 「中学生の時なんてネット・リテラシー全然なくて。みんな平気で制服の写真とか居場所特定されるような写真もいっぱい載せちゃってたんですよ。そういう黒歴史も残しながら学んできた」と回想。「急に注目されるようになったから、これはヤバいぞと。何か見られてるぞってなって、過去の投稿いっぱい消したし、大丈夫かなってめっちゃ不安になった」といい、「だから私は、未成年はやらないに越したことはないと思ってるんですよ」と、意外な本音を打ち明けた。

 「ただ、友達同士の付き合いとか思い出を残す意味でもやりたい気持ちは分かるし、私もやりたいと思うから、ある程度の規制がある中で正しい使い方をするっていうのは大事なことだと思う」と今回の導入に賛成した。

 導入について、将来につながるチャンスもあるのにその芽を摘むのか、という反対意見もあると知ると、「つかんだ側の私が言うのも説得力ない話なんですけど」と苦笑いしつつ、「自分の顔をネットにさらしててイイ事起こる人のほうが少ないと思うんです」と力説した。

 「私はアホやったから、何も考えず平気で顔をいっぱい載せてて。やから今、ここにいますけど、今ここにいてなかったら良いこと何も起きてないと思います」と語った。

 「当時からちょっと危なそうなメッセージいっぱい届いてたし。街で急に声掛けられたり、つけられたこともあったし、危ないこといっぱいありました」と実体験を告白。「純粋な“見てます”から、ちょっとストーカーまがいのことや、ほんまにちょっと囲まれてマジでどうしようってなったこともあったし。それを考えると、やっぱり不特定多数の人に見られるっていうのは危ないこと。デメリットってめちゃくちゃある」と警鐘を鳴らしていた。

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