巨人の春季キャンプが1日、宮崎で始まった。あいにくの雨となり室内での練習となったが、田中将大投手(36)は背番号11のユニホームを披露。初日を終え「疲れました。やはりユニホーム着るとそれまでジャージーとか着て動いてましたけど、感じ方は違いますね」と充実した表情を見せた。
初日から“魔改造”の熱血指導も受けた。菅野を復活へ導いた久保康生巡回投手コーチはキャッチボールからマンツーマンで計85分も熱血指導。体重移動や腕の使い方など、フォームの土台作りを意識したネットスローは1時間も行い、田中将も「大きな違いを感じてますけども、うまく投げられるときの感覚はすごくいいので、なんとかものにしたいなという気持ちではいます」と振り返った。
残り3勝で日米通算200勝と、大記録にも期待が懸かる今季。久保コーチも「ある程度スムーズでしたね」と手応えを語り、「勝ってほしいんですよ」と期待した。