日本ハムを戦力外となり、育成で加入した黒木優太投手が宮崎・南郷キャンプ初日の1日、いきなりブルペン入りして直球やカーブを中心に27球を投じた。
中継ぎの一角として期待され、1軍スタートとなった苦労人は「例年初日はあまりブルペンに入らないですけど、やっぱり育成選手なので。しっかり自分の持ち味、現状をアピールしないといけない。ほぼ10割くらいの力感で気持ち良く投げれたかなと思います」と猛アピールした。
黒木は16年ドラフト2位でオリックスに入団。17年には55試合に登板するなど、中継ぎ右腕として活躍した。23年オフに日本ハムにトレード移籍したが、今季は2試合登板に終わり、オフに戦力外通告を受けていた。新天地で再起を誓う右腕は「必要とされているチームでできるというのは本当にうれしい」と喜び、まずは支配下登録を目指して行く。