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WEリーグ 女子サッカーにおける“する”“見る”“関わる”機会増加へイベント 北澤豪氏らがトーク

スポニチアネックス 2025年2月1日 21時49分

 WEリーグは1日、東京都内で「ALL WE ACTION DAY」と題したイベントを実施した。

 「WE ACTION」とは、WEリーグ所属の選手、クラブはもちろん、パートナー企業をはじめとする多方面からさまざまな人が輪となり、リーグ理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を実現させるため、“私たちみんな(WE)で起こす行動(ACTION)”と掲げている。

 この日は、男子元日本代表で日本障がい者サッカー連盟の北澤豪会長、デフサッカー・デフフットサル女子日本代表の岩渕亜依、ロービジョンフットサル選手の西山乃彩、KPMGコンサルディング株式会社の麻生多恵さんらが登壇。「女子サッカーにおける“する”“見る”“関わる”機会を増やし、多様性の枠を広げる」をテーマとし、パネルディスカッションを行った。

 西山は網膜の癌により生後8カ月で右目を摘出し、左目も視力が低下しながら現在はスペインで晴眼者のチームに所属してプレー。岩渕は先天的な聴覚障がいがありながら健常者のフットサルチームでも活躍している。2人それぞれが体験談と多様性について語った。

 北澤会長は「スポーツにアクセスしやすい環境をどうつくっていくか。一番の普及は“一緒にやる”こと。別々ではなく、一緒にサッカーをやることで強化にもつながる。どのカテゴリーも一緒にサッカーをやると、どのカテゴリーも日本がトップにいけると思う」と熱く語った。

 この日はWEリーグ各クラブからも選手が参加。三菱重工浦和のFW島田芽依らが女子サッカーの多様性について思いを語った。

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