ニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)が1日に生放送され、日本ハム、巨人、中日でプレーして通算2120安打を放った小笠原道大氏(51)がゲストとして初登場。27年間にわたって着続けたユニホームを初めて脱いだ2024年について胸中を赤裸々に語った。
この日は阪神ファンの「ますだおかだ」増田英彦(54)に笹木かおり(33)、オリックスのエース宮城大弥投手(23)を兄に持つ宮城弥生(18)に加えて小笠原氏、荒波翔氏(39)と2人の元プロ野球選手が集結。同局の煙山光紀アナウンサー(62)を進行役に「球春到来!キャンプ特集」をテーマに70分間にわたって楽しくトークした。
小笠原氏は1996年ドラフト3位で日本ハム入り。2006年まで日本ハムでプレーしたあと、07年から13年まで巨人、14年と15年は中日でプレーして現役を引退した。そして、引退翌年の16年から19年まで中日、20年と21年は日本ハム、22年と23年は巨人でそれぞれコーチや2軍監督を歴任。24年は初めてユニホームを着ない一年を過ごした。
これについて聞かれると「最初は何もしたくなかったですね。27年ずっとユニホーム…プロ野球…着てたので。もうなんにもしたくないっていうのが。野球に関わりたくないぐらい」とし、「(引退してすぐ)ドラゴンズで2軍監督やってファイターズでヘッドコーチ、バッティングコーチ、ジャイアンツで2軍のバッティングコーチ、3軍のバッティングコーチをやっているので。とりあえず何も考えないで生活したいというのが素直な気持ちでしたね」と明かした。
ユニホームを脱いだ直後はしばらく野球を見ることもしなかったという小笠原氏。「見てるのはゴルフチャンネル」と笑わせつつ「開幕したら自然と野球の番組を見るようになってきたので、徐々に野球のモードに入ってしまいましたけどね」とも明るい声で話していた。