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【リーグワン】神戸 モエアキオラが祝・戦列復帰の2T「みんなで取れたトライ」 3勝3敗の五分に

スポニチアネックス 2025年2月2日 6時3分

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第6節 神戸44―15BR東京(2025年2月1日 神戸ユニバー記念競技場)

 神戸はBR東京を44―15で退けて今季初の2連勝を飾った。4試合ぶりに先発復帰したWTBアタアタ・モエアキオラ(28)が2トライを挙げる活躍。計6トライで快勝し、3勝3敗とした。

 神戸の巨漢WTBが嫌な流れを払拭した。0―8で迎えた前半17分、敵陣でNo・8サウマキ、FB山下楽とつないだボールを受けたモエアキオラが反撃開始のトライ。逆転後の同38分にはSH日和佐の飛ばしパスを右隅で受け、巧みなステップからこの日2トライ目を挙げた。2連勝の立役者となり「みんなで取れたトライ」と仲間に感謝した。

 1メートル85、107キロのサイズを誇り、FWでもプレーができる28歳。昨季はけがでシーズン通して出場がなく、今季は第2節の横浜戦で先発したが、左側頭部を骨折して戦線離脱した。今季は特にBK陣の選手層が厚く、「神戸に入ってから一番、プレッシャーがかかっている」。4試合ぶりに先発復帰した一戦でインパクトを残そうと必死だった。

 苦しい時間帯にディフェンスでも我慢を重ね、勝ち点5を獲得。通算成績も3勝3敗の五分に戻した。「毎日の練習が競争」と語るのは開幕からフル出場を続けるWTB松永。激しいメンバー争いでチーム力を高め、V戦線に食い込んでいく。 

 (西海 康平)

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