28年ロサンゼルス五輪世代となるU―20日本代表は1日、U―20アジア杯中国大会(12日開幕)に向けた合宿を千葉市内でスタートした。
注目はドイツ1部ザンクトパウリU―19に所属するMFニック・シュミット(17)。8対8のミニゲームでは持ち味である長短交ぜたパスを配球し「高いインテンシティーで練習できた」と手応えを口にした。
父がドイツ人で母が日本人。生まれも育ちもドイツだが、「日本が一番。日本のサッカーが好き」と言う。
右手を左胸に当てながら、勉強中の日本語で「(日本代表は)誇り」とシュミット。U―20W杯最終予選も兼ねた大会へ「アグレッシブにいく」と意気込みを語った。