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佐々木朗希に背番号11を譲ったロハス お礼を「求めることはない」大谷翔平はポルシェを贈って話題に

スポニチアネックス 2025年2月2日 10時13分

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2025」に参加した。今年は球場内が改修工事中のため、球場敷地内の駐車場で開催。大谷は昨年に続いて2年連続での参加で、初参加となった山本由伸投手(26)や、ベッツ、フリーマンらとともにファンの注目を集めた。

 イベントには新入団の佐々木朗希に背番号11を譲ったロハスも参加。この日は自身がメジャーデビュー時に背負っていた新背番号72番の新ユニホーム姿を披露した。

 大谷翔平がドジャース入団の際には背番号「17」を譲ってくれた右腕ケリーの一家に高級車ポルシェをお礼として贈り、話題を集めた。ロハスは背番号を譲ったお礼に何をもらうかについて問われると「大勢の人からお返しに何を得るんだと聞かれたが、私は何も求めていない。こういった背番号の変更はよくあることだ。若手は試合をたくさんこなしてきたベテランに譲るもので、私もその経験を積んできたけど、正直、欲しいものは何もない。私は勝ちたいだけだし、佐々木朗希にうちのチームにいてほしい。彼がチームに何をもたらしてくれるのかが楽しみ。彼が快適に楽しく過ごしてくれればそれだけでハッピーだ」と見返りは求めない考えを示した。

 さらに「これまでも言ってきたことだが、違う国から来た選手たちにはクラブハウスで心地よく気分よく過ごしてもらいたい。(馴染みの)背番号が彼を快適に感じさせるなら、私は譲るよ。これまでも言ってきたことをやっているだけだ」と男気を見せた。

 もし彼の気持ちをおさめるために何かをもらうかと問われると「朗希が何かくれるというなら喜んで受け取るよ。ノーとは言わない。ただ、何かを求めることはない」とコメント。「彼がマウンドで最高の先発をしてくれるか、私のいいチームメートになってくれるならそれがうれしい。互いにいい関係を構築できて、彼がクラブハウスやフィールド外で気分良くいられるように助けることができたらいいと思う。飛行機やバスの移動でも楽しめるし、彼はルーキーだが、LAを楽しんでほしいし、(馴染みの)背番号がその助けになってほしい」と話した。

 佐々木と実際に会って話す機会はあったかと問われると「インスタグラムでテキスト(メッセージ)を送った。彼がもうすぐ契約をするというときに、そのニュースを見て、ちょっとしたドジャースのプレゼンテーションのビデオを送った。私のビデオが契約に影響したかはわからないが、ドジャースのオーガニゼーション(組織)のみんなが彼に加わってほしいと望んでいることが伝わったことを願っている。彼の契約が決まった後、またメッセージを送って、ようこそ、一緒にプレーするのが楽しみ、たくさんの思い出を作ろうと伝えた」と佐々木とやり取りがあったことも明かした。

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