卓球Tリーグは2日、岡山リベッツが丹羽孝希の選手登録を1日付で抹消したと発表した。代わって小野寺翔平が選手登録された。
元男子日本代表の丹羽は、海外のオンラインカジノサイトで賭けをしたとして賭博容疑で書類送検され、30日に岡山リベッツが契約解除を発表。「チームと選手との契約に基づき、双方合意のうえ」とされた。
29日午後6時頃に白神宏佑監督に丹羽孝希選手の書類送検に関する事実確認の問い合わせがあった。その後、丹羽本人に確認し、事実であることが判明した。
今回の対応について、羽場誠代表取締役は無期限の100%減俸処分、白神宏佑監督は25年12末までの減俸30%となった。
丹羽は17歳で12年ロンドン五輪に出場。16年リオデジャネイロ五輪の男子団体では銀メダルを獲得した。22年秋に国際大会から引退。Tリーグで岡山リベッツに所属し、国内を中心に選手活動を続けてきた。