ドジャースの大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2025」に参加した。今年は球場内が改修工事中のため、球場敷地内の駐車場で開催。大谷は昨年に続いて2年連続での参加で、初参加となった山本由伸投手や、ベッツ、フリーマンらとともにファンの注目を集めた。
イベント内でフリーマンが報道陣の取材に対応。手術の後でも大谷が同じ活躍ができると思うかと問われると「去年、肩を断裂した2日後に彼が(ワールドシリーズで)試合に出るのを見た。だから第3戦では彼が本物かどうか確かめるために触れてみた。彼のように肩が抜けて、断裂してしまうと、通常は腕を頭より上に上げることができないものだ。それがニューヨークでの練習日、彼が歩いて来て、腕を完全に頭より上に上げるのを見た。私は“この男はどうやってこれをやっているんだ?”と思ったよ。だから、私は翔平には無理だとは絶対に考えない」と大谷の超人ぶりに驚いた様子で話した。
佐々木朗希の面談にフリーマンと大谷も同席。この際に大谷と会話したことも明かし「彼はこれまでにも多くの手術を受けている。朗希と会った際、彼に会って、既に打撃も始めていると言っていた」と明かした。
大谷が投手復帰することになる今季への期待は高まるばかり。「これまでに誰かが投球と打撃を同時にするところを見たことはなかったが、私たちは皆、彼が何度もMVPに輝くのを見てきた。だから、翔平は翔平であり続けるのだろう。そうでない理由がわからない。毎日見ていて楽しいし、今の状態もよさそうだ。春季トレーニング次第だろうけれど、今はいい状態。2つの腕のリハビリを続けているわけだが、翔平は翔平のままだと思う。50-50についてはわからない。投げている間にどうやって盗塁をするのか、本当にわからないから。投球をしながら30盗塁以上したことがあるのかな?だから彼がどうするのかはわからないけど、もしかしたら登板を始める前に50盗塁するかもしれない。彼には何事も無理だとは思わない。メジャーリーグであのレベルで打って投げる選手がいるなんて、私にはまだそれを表現する言葉が出ない。彼はもう7、8年もそれをやってきた。毎日、そのような高いレベルで力を出し、素晴らしいチームメート、素晴らしい人間であり続けている。さらに父親にもなるんだから、また力がついて、今年は(本塁打を)60発くらい(打つ)じゃないか」と昨季に続いて異次元のシーズンを過ごすことを期待していた。