◇米男子ゴルフツアー AT&Tペブルビーチ・プロアマ第3日(2025年2月1日 カリフォルニア州 ペブルビーチ・リンクス=6972ヤード、パー72)
38位から出た松山英樹(32=LEXUS)は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算6アンダーの37位となった。16アンダーに伸ばした首位ヨーゼフ・シュトラカ(31=オーストリア)とは10打差がついた。
風と雨との戦いだった。松山はレインウエアを着込んでスタート。1番で50センチに付けるスーパーショットを披露しバーディーで滑り出した。
パー5の2番は第2打をグリーン手前まで運び、アプローチでピン側に寄せて連続バーディーで加速。3番は奥からのアプローチをミスしたが、第4打を放り込みチップインパーとした。
しかし、4番でティーショットがフェアウエー中央のバンカーに入る不運に見舞われ、第2打はグリーン奥のバンカーへ。左足下がりでボールが埋まった難しいライからの第3打は逆サイドのバンカーに入った。続く第4打も寄せ切れず、2・5メートルのパットも外れてダブルボギーを喫した。8番では第2打を左に曲げてボギーを叩いて後退した。
後半は粘った。11番で3メートルにつけて伸ばし、14番パー5でも第2打をグリーン近くに運んでバンカーにつなげた。17番パー3では風の影響もありティーショットがショートしたが、バンカーから寄せてパーでしのいだ。
第3ラウンドはフェアウエーキープ率42・86%、パーオン率61・11%だった。