阪神の秦雅夫オーナー(67)が2日、沖縄県宜野座村の1軍宜野座キャンプを訪れ、藤川監督をはじめとしたコーチ陣、選手に訓示をした。
球団創設90周年を迎える今季、「勝ちきってもらいたい」とVを厳命。セ・リーグは力が拮抗しているとにらみ、「最後まで混戦になるだろう。そんな中で勝ちきる二は、それぞれの場面で選手1人1人が自らの役割をしっかりと認識してなすべきことをなす。この姿勢を徹底することが大切だ」と訴えた。
主力には「キャリアハイの成績を目指して」、若手には「新たな主力となることを目指してほしい」と、戦力向上を求めた。
前日1日の初日にもグラウンドの様子を見ており、「藤川監督がわりと選手と話を(していた)。これまでもされていたと思うので、お互い(監督も選手も)それなりに理解した形だったのかな。よりはつらつとした印象をまず受けた」と、好材料にとらえていた。