フジテレビの報道番組「日曜報道 THE PRIME」（日曜前7・30）が2日に放送され、芸能界を引退した元タレント・中居正広氏（52）の女性トラブルを巡りフジテレビ社員A氏が関与していたと報じられている問題を報じた。
番組では、8分間にわたってこの問題について報道。その中で、約5分間、週刊文春がフジテレビ社員A氏の関与についての記事内容を一部訂正したことについて詳報した。同局の梅津弥英子アナウンサーが、週刊文春が昨年末の「中居氏とトラブルになった食事会に、被害女性は編成幹部に誘われて行った」の報道を1月28日に「中居氏に誘われていた」と訂正したことを紹介。同局の清水賢治新社長が1月30日に東京・台場の同局で開かれた、フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス（HD）の定例取締役会後、週刊文春の訂正記事について語った映像も放送した。
また、番組では、1月27日にフジテレビの2度目の会見が行われ、同日付で港浩一が辞任したことなどを短く伝えた。
この問題の伝えた最後に梅津アナが「引き続き私たちも真摯にお伝えしてまいります」としたが、フジサンケイグループの代表として絶大な影響力がある日枝久氏（87）については、まったく触れなかっただけに、インターネット上には「文春の訂正記事を扱うのはいいけど、日枝氏に全然触れないのは報道番組としていかがなものでしょうか？日曜忖度報道では？」「文春責めるのはいいと思いますが、自分の所のことももっと掘り下げて報道してみては」「文春攻めもいいけど自分たちのことは？」「第三者委員会の調査はありますが、自社のことなので、検証をして報道してください」「悪いけど、真摯に伝えてるようには感じません。まず日枝さんに取材をしてください」などの声が上がっている。