◇卓球・全農杯全日本選手権ダブルス最終日（2025年2月2日 愛知県・豊田市総合体育館）
男子準決勝で中学生ペアの岩井田駿斗、中野琥珀組（野田学園中3年）が、西康洋・川上尚也組（日野キングフィッシャーズ）と対戦した。
第1ゲームは競り合いの末に9―11で落とすと、第2ゲームも奪われて崖っぷちに。だが、ここから中学生が怒涛の逆襲。第3、4ゲームを奪って最終第5ゲームに突入すると、勢いに乗って大逆転勝利を飾った。
張本智和らトップ選手は国際大会出場のため不在の今大会。男子ダブルスの中学生ペアでは17年の張本、宇田幸矢組の8強を上回って史上初の4強入りを果たしていた。
岩井田は準決勝後、「思い切っていくしかないと振り切ってやっていこうと。リラックスできて少しずついいプレーになっ」とコメント。中野も「前半凄く調子悪くて0－2となった時に攻めるしかないと思っていて、お互い攻めた結果、自分たちのプレーができるようになってきた」と振り返った。
決勝では飯村悠太・木方圭介（明大）組と対戦する。