◇スポーツクライミングボルダー・ジャパンカップ(BJC)最終日(2025年2月2日 東京・駒沢屋内球技場)
準決勝が行われ、男子は24年パリ五輪複合銀メダルの安楽宙斗(JSOL)が99・9点の1位で、2日午後に行われる決勝進出を決めた。
五輪2大会連続複合代表の楢崎智亜は69・5点の5位で突破。女子は松藤藍夢(日大)が84・8点で1位通過。パリ五輪複合4位の森秋彩(茨城県連盟)は84・4点の3位、21年東京五輪複合銀メダルの野中生萌は74・7点の4位で通過した。
ボルダー種目は今年ルール変更が実施され、完登で25点、ゾーン獲得で10点などとポイント数で順位を争う方式となった。完登数が重視されていた旧ルールからの変更で、各選手の戦略や勢力図にも変化が生じるかに注目が集まる。また決勝進出者も昨年までの6人から8人と2人増え、今大会にも適用されている。