大相撲の大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が2日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた「節分会」に初参加。昨年起きた能登半島地震の被災地復興を願った。
当地を訪れるのは初めてという。あいにくの雨模様だったが、同じ石川県出身の幕内・遠藤と並んで、勢いよく豆をまいた。「昨年3月頃にお話をいただいた。こういう形でこれたのは光栄。実現できて大変ありがたいことです」。
地元の石川県は昨年、大きな地震と豪雨災害に見舞われた。「石川の復興はまだまだですけど、こうやって少しでも復興に近づいてくれたらうれしい」と故郷への思いを述べた。