元衆院議員の宮崎謙介氏(44)が2日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、議員時代の“功績”について語った。
番組では、厚労省がまとめた男女の育休取得率の推移に関するデータを紹介。1週間以上の育児休暇を取得した男性は、令和5年(2023年)が30.3%で、前年の17.13%から倍近い伸びとなった。
テレビ朝日の田中萌アナウンサーは「ABEMA的には、これは男性国会議員として初の育休を取得した宮崎謙介さんの功績なんではないかと見ております」と指摘した。
宮崎氏は15年、日本の男性国会議員として初めて育児休業を宣言し、大きな話題となった。当時は特に年配の人には理解されがたかったという。「ご年配の方は、国会議員が休むとは何事かと。休暇だ、夏期休暇みたいにとらえられていたので、そのへんの認識から正していかないといけないなって」と振り返った。
MCの千原ジュニアから「功績と言っていいんですか?」と問われると、「男性育休の“創業者”は私かなと思っている」と答えた。
あえて創業者という言葉を使ったのには意味があったようで、「品行方正な人ばかりではないので、いろいろトラブルがあったりしたけど、実績を作っていくというのは創業者」と説明していた。
ところが宮崎氏は、妻の元衆院議員・金子恵美氏の妊娠中に不倫をしたと報じられ、議員辞職。そこを出演者たちから突っ込まれた。宮崎氏は「功罪ですよね。プラスもあればマイナスもあるということで。僕が戦った上に、今こうグッと伸びてきているというのがあるなって。私の死体の上をみんな乗り越えて行っている」と笑わせた。