◇卓球・全農杯全日本選手権ダブルス最終日(2025年2月2日 愛知県・豊田市総合体育館)
岩井田駿斗、中野琥珀組(野田学園中3年)が、男子ダブルスで史上初の中学生日本一には届かなかった。
決勝で飯村悠太・木方圭介(明大)組と対戦。岩井田が「2人にお世話になっていて勉強させてもらっている。ここまで強くなったと先輩方に感じていただけるように頑張りたい」と言えば、「大舞台であの2人と戦えるのは自分もうれしい。ぜひ勝ちたい」と中野。闘志を高めて大一番に臨んでいた。
第1ゲームは序盤から効果的にポイントを重ね、11―6で先取。だが、ここからライバルの逆襲にあい、第2ゲームは5―11、第3ゲームは8―11。後がなくなった第4ゲームも押し切られた。
張本智和らトップ選手は国際大会出場のため不在の今大会。歴史的快挙は逃したが、中学生ペアが確かな存在感を示した。