タレントの磯野貴理子(61)が2日、フジテレビ「はやく起きた朝は…」(日曜前6・30)に出演。最近、身近で起きたという「マルハラ」について語った。
1994年4月開始の前身番組から磯野貴理子(61)、森尾由美(58)、松居直美(57)の3人で続いている長寿番組。昨年4月に30周年を迎え、現在は31年目に突入している。
そのなかで、コンビニ店員だという62歳の女性視聴者から届いたハガキを読んだ磯野。
その視聴者は若い店員がバックヤードに下がる度に「裏、行きま~す」と口にすることにイラっとするそうで「裏って表のものを返したこととか足の裏とか思ってる自分にはもの凄い違和感。後ろって言えと言いたいが言えない。皆さんは言葉の使い方で気になることありますか?」と3人に質問を投げかけた。
これに磯野は「ちょっと言葉じゃないんだけど。最近知ったんだけども」として身近に起きたことについて話し出した。
磯野のマネジャーは50歳の男性だそう。だが、そのマネジャーが事務所の20代女性社員に送ったLINEの文章について「マルハラです」と言われたのだという。
「句点あるじゃん。マル。あれが多過ぎるって。それがやだって」と磯野。スタジオのスタッフたちからは一斉に苦笑いの声が漏れ、マルハラを知らなかった森尾はキョトン。松居は「いっとき話題になったよね」と苦笑いを浮かべた。
「“これお願いします。”ってマル付けたら、それがイヤなんだって。なんか強く聞こえちゃうらしいんだよ。マルで。“お疲れさまです。”ってマル。“冒頭のそれでもう読む気なくします”って言われたんだって」と磯野。マルハラという言葉自体を初めて聞いた森尾は驚きを隠せず、絶句した。
「“よろしくお願いします。”のマルでお願いされまくってる感じがするんじゃないの?あれがイヤなんだって」と磯野。さらに自身の姪から聞いた話として「ハテナ(?)とかビックリマーク(!)もイヤなんだよ、若い子って」とし、2人に「知ってる?」と投げかけた。
「なんでかっていうと、ハテナ(?)が付いていることによって問い詰められてる気がするんだって。(ハテナが付いた)“大丈夫でしょうか?”っていうのはもう凄く言われてる気がするんだって。問い詰められてるって。本当に凄く質問されてるみたいな気がするんだって」
20代女性社員に「マルハラだ」と言われた50歳男性マネジャーは「ただ業務連絡するだけなのに凄い悩まなきゃいけない。それがつらい」と磯野に愚痴っていたそうだが、「でも嫌われたくないしなぁ…って言ってたよ」と笑わせる磯野だった。