ラグビー日本代表でフランス1部トゥールーズのSH斎藤直人(27)が2日、横浜市内で日本航空(JAL)とともにラグビー教室を開催した。
「斎藤直人×JAL Special Rugby Lesson 2025」と題し、斎藤が特別講師となって小中学生を対象に指導。自身が武器とする巧みなパスのコツを教える際は「投げる瞬間に一瞬、息を吐いて体のコアに力を入れる」とアドバイスし、ミニゲームでは相手守備のスペースを突く方法などを伝授した。
同イベントはJALマイルの特典交換として行われ、約30人の小中学生が参加。沖縄県から参加した受講者もいたほどの人気ぶりで、子供たちは斎藤の実演指導に目を輝かせていた。
ラグビー教室の最後には斎藤のゴールキック実演に対し、子供たち全員でキックチャージに挑戦。小中学生約30人が全速力でチャージを試みる中、斎藤が華麗なキックで放物線を描いてゴールを決めた。
トゥールーズ移籍後初の一時帰国で子供たちと触れ合い「純粋に一緒に楽しんじゃった」と充実の表情。つかの間のオフを満喫し、今後は再びフランスへ戻る。残りのシーズンへ「もらえたチャンスでいかにパフォーマンスを出すかが大事」と決意を新たにした。