日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)が1日に放送され、巨人の戸郷翔征投手(24)が田中将大投手(36)から“絶対エース”になるべく授けられたアドバイスを明かした。
キャンプインに合わせ、番組MCを務める「くりぃむしちゅー」の上田晋也(54)、元巨人監督の高橋由伸氏(49)、「KAT―TUN」の亀梨和也(38)が宮崎入り。上田は阿部慎之助監督(45)に、高橋氏は自身の監督時代に4番へ抜てきした岡本和真内野手(28)に、亀梨はエースの戸郷にそれぞれ単独インタビューを行った。
自主トレ、そしてキャンプ初日から日米通算197勝の田中将大投手(36)に話しかける場面が目立った戸郷。亀梨がその中身を聞いてみると「僕は今まで12勝しかしたことがなかったので17、18勝している時の感覚を聞いたりだとか、トレーニングの話を聞いたりとか。中4日、中5日の調整法だったり、この体だったら投げれるよねみたいな僕の答え合わせをしたりとか。そういう話はしました」と明確に答えた。
2018年ドラフト6位で入団した戸郷だが、高卒1年目でデビューすると、2年目と3年目に2年連続で9勝と一気にブレーク。だが、2022年から3年連続12勝にとどまっており、昨季は菅野智之投手(35=現オリオールズ)の15勝に次ぐチーム2位の勝ち星だった。
一方、田中将は楽天時代の2013年に開幕から24連勝して無傷のままシーズンをフィニッシュ、防御率1.27という驚異的な結果を残して同年オフにメジャーリーグへ移籍するという圧倒的な結果を残しており、その背景に戸郷は興味津々。
大先輩と話したなかで印象に残っている言葉を聞かれると「勝ってる時の気持ちも相手に勝(まさ)ってますし、“打たれないだろ”と思いながら、そういう気持ちで投げているんで。結構メンタルも必要なんだな、と思いながら。あとは1年間ずっと抑えられている感覚があったっていう話をされていたので、まだ僕はそれを感じたことがないので、それが感じられるシーズンが訪れたら自ずと最多勝だとか沢村賞に届いているのかなと思いますね」と目を輝かせた。
また、新たな球種としてカットボール習得に挑戦中だという。「丸さん経由で聞いて…」となぜかここで丸佳浩外野手(35)の名前を出し、亀梨を驚かせた戸郷。野手の丸からカットボールを伝授?された話の真相は2日夜の放送で明かされる。