俳優・石田純一（71）が、2日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」（日曜後9・00）にゲスト出演し、大事件の主謀者に疑われた出来事について語った。
ある日の収録終わり、テレビ関係者から皇族の結婚披露宴でのスピーチを依頼されたという。多忙を理由に断ろうとしたが、断り切れずに受けることに。「僕らも芸能系ですから、来てよと言われることが多々あることはある。そのうちの一つとして行った」と振り返った。
実はこれが、03年に当時、大きく報じられた有栖川宮詐欺事件だった。
皇室を名乗る男女が開いた結婚披露宴で、祝儀などをだまし取ったとして、披露宴を開いた男女が逮捕された。石田は後日、検察に呼ばれ事情聴取されたという。その時に初めて、有栖川宮が既に断絶された一族であることを説明されたと明かした。
石田は披露宴でスピーチを行ったことで、主謀者に疑われたという。「本当に言われたんだけど、“これから芸能人やっていけるか、僕にかかっているからね”って言われて。パソコンを叩いているじゃないですか、僕のしゃべることを。バーン！と（叩いて）怒っちゃって、“いい加減にしろ！”って」。検察の取り調べですごまれたという。石田は思わず「“じゃあ、イエス”みたいな」と、根負けして罪を認めようとしたという。「ところが、パソコンが動かないんですよ。壊れちゃって…」。まゆつばもののエピソードに、MCの「フットボールアワー」後藤輝基は「また小話～！」と信じられない様子でツッコミを入れていた。