◇卓球 全農杯全日本選手権ダブルス最終日(2025年2月2日 愛知県・豊田市総合体育館)
混合の決勝は木造勇人(関西アカデミー)安藤みなみ(トップ名古屋)組が小野寺翔平(リコー)枝広愛(中大)組を3―1で下し、初優勝を果たした。男子決勝は飯村悠太、木方圭介組(明大)が岩井田駿斗、中野琥珀組(山口・野田学園中)を3―1で退け、初優勝。女子は麻生麗名、笹尾明日香組(日本生命)が決勝で梅村優香、塩見真希組(サンリツ)に3―2で競り勝ち、初の頂点に立った。
大会は全農が特別協賛した。表彰式では優勝者へ副賞として産地直送通販サイト「JAタウン」のギフトカード、直営・みのりみのるブランドの飲食店舗で使用できる食事券、「酪農家応援!農協シリーズセット」の3点を贈呈。全農の新妻成一参事からギフトカードと食事券の大型パネル、農協牛乳の模型を受け取った選手たちは喜びをかみしめた。
大会中は会場のスカイホール豊田で「全農ブース」を展開。石川佳純さん(31)が出演するCM「Think Sustainable Price」も放送された。「持続可能な価格とは何か」。次の世代と未来へ、食と農をつないでいくために生産者、消費者の立場を超えてともに考えてほしいという思いを伝えた。
また、CMに関連する牛乳(農協牛乳)、米の商品販売を実施したほか、来場者を対象に抽選会を実施。「ニッポンエール」ブランドの商品「グミっちょ」や「全農所属 石川佳純さん卓上カレンダー2025年版」、「石川佳純(かすみん)カレー」などが贈られた。
さらにメディア控室にも「全農ブース」を設置し、おにぎりやゆで卵などの軽食のほか、飲むヨーグルト、各地の果物を使用したジュースを提供。「ニッポンエール」の国産果実を使用したご当地グミやドライフルーツは、取材の合間も楽しくエネルギー補給できるラインアップとなった。大会を通し選手らを「ニッポンの食」で応援する取り組みは多くの人に伝わった。