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【NBA】マブス電撃大型トレード正式発表!ドンチッチ放出でレイカーズからADを獲得

スポニチアネックス 2025年2月3日 0時50分

 NBAマーベリックスは2日(日本時間3日)、ルカ・ドンチッチ(25)とレイカーズのアンソニー・デイビス(31)などを含む3チーム間の大型トレードを正式発表した。

 2月6日に迫ったトレード期限まであと1週間を切って、衝撃の大型トレードが合意したことを正式発表したマーベリックス。広報公式X(旧ツイッター)で「ダラス・マーベリックスは本日、ガードのルカ・ドンチッチ、フォワード/センターのマキシ・クレバー、フォワード/センターのマーキーフ・モリスと引き換えに、オールスター10回出場のアンソニー・デイビス、ガードのマックス・クリスティ、2029年ドラフト1巡目指名権をロサンゼルス・レイカーズから獲得した」と発表した。

 加えて「3チーム間の取引の一環として、ユタ・ジャズはロサンゼルスからガードのジェイレン・フッド・シフィーノと2025年の第2ラウンドの指名権を獲得し、ダラスからは2025年の第2ラウンドの指名権を獲得した」と報告した。

 今回の大型トレードによって、19―20シーズンでレイカーズに優勝をもたらしたレブロン・ジェームズとADのコンビは解体。

 「ESPN」デイブ・マクメナミン記者によると、このトレードの計画ついては、レブロンも知らなかったという。この日、敵地ニックス戦に勝利して家族と夕食に出かけているときにこのトレードについて知って驚いたようだ。

 今回のトレードはマーベリックスから最近レイカーズにアプローチし、ドンチッチを提示。そしてレイカーズの幹部はドンチッチと面談して、今後10年間“チームの顔”になる能力があり、同時にマーベリックスはADに勝利をもたらす移籍金を与えることができると確信した。

 ドンチッチを放出した理由は、彼のコンディションに常に不安があったためだという。チーム内では、ドンチッチの食事とコンディションに関する規律の欠如が大きな不満となっていた。チーム情報筋は、これが彼の負傷問題の大きな要因だと考えていた。さらには今夏に控えるスーパーマックス契約延長に懸念があった。

 ドンチッチは今シーズン、さまざまなケガのため、わずか22試合の出場にとどまっている。情報筋によると、9月下旬のトレーニングキャンプ前にダラスに戻って以来、左ふくらはぎを2度痛めているが、マブスは転倒によるケガをふくらはぎの打撲としか報告していないという。ドンチッチはクリスマスにふくらはぎを痛めて以来、試合に出場していない。

 関係者によるとキャンプに参加した当時、彼の基準からすると比較的スリムだったが、今シーズンの初めには体重が260ポンド台後半(120キロ)まで急増した。11月下旬、マブスが右手首の捻挫と診断すると、ドンチッチは5試合を欠場。ドンチッチがコンディション調整に集中できるよう、長期間の欠場となった。2022-23シーズンでも、同様にシーズン序盤に休養をとっている。

 今回のトレードは、NBA史上初のシーズン途中での現オールNBA選手同士のトレード合意だった。

 3チーム間トレードの内容は下記の通り。

レイカーズ獲得 ルカ・ドンチッチ、マキシ・クレバー、マーキーフ・モリス

マーベリックス獲得 アンソニー・デイビス、マックス・クリスティ、29年ドラフト1巡目指名権

ジャズ獲得 ジェイレン・フッド・シェフィーノ、クリッパーズ経由レイカーズの25年ドラフト2巡目指名権、マーベリックスの25年ドラフト2巡目指名権

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