日米通算200勝まで残り3勝としている巨人・田中将は、練習の合間に参加したトークショーで「理想で言えば、2月の最後の方に1試合でも投げられれば。開幕(ローテーション)に入っていくという意味では」と今春の実戦登板へ向けての見通しを明かした。
この日も“魔改造”こと久保巡回投手コーチとマンツーマンでフォーム改造のためのネットスローを繰り返した。マウンドの途中に障害物を置くなどして113球を投げ込み、体が縦回転に近い「縦振り」のフォームを意識付けた。キャンプ初日から2日続けての熱血指導を受け、既にキャッチボールから効果を実感。「連日、充実しています」と、確かな手応えを口にして球場を後にした。(村井 樹)