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【野球のギモン 知ってQ】巨人・吉川 キャンプ中必ずやることは“相棒”「グラブを試すこと」

スポニチアネックス 2025年2月3日 5時22分

 いよいよスタートした2025年の春季キャンプにおいて「野球のギモン 知ってQ(きゅー)」と題し、各球団の選手たちに野球の疑問をぶつけます。投球、打撃、守備、走塁だけでなく、道具へのこだわり、練習法など質問はスポニチ野球記者など公式X(旧ツイッター)で随時、募集中。今回は巨人の吉川尚輝内野手(29)です。

 Q:キャンプ中に必ずやること、ルーティンがあれば教えてください

 A:球界屈指の守備範囲を誇り、昨季は悲願のゴールデングラブ賞を初受賞。不動の二塁手の地位を築いた巨人・吉川は、キャンプ地に必ず複数のグラブを持ち込む。「毎年、必ずやることはグラブを試すこと」。アドバイザリー契約を結ぶゼット社から納品された3、4個の新グラブを確認する作業から始まる。

 動きの多い二塁手にとって、グラブは“相棒”。「“あっ”とひかれたものが試合用。言葉にはしづらい。本当に感覚」と毎年、キャンプで試しているが、現在の試合用グラブは3年間使用している。こだわりは「ボールを捕った時の感触や入り方」。使用後は必ずグラブにソフトボールサイズのボールを入れ、型付け用のバンドを巻いてケースに入れるのが吉川流。「軟らかくなりすぎるのが嫌」と堅守を支えているのは硬めのグラブだ。

 8日に30歳となる。毎年、キャンプ地で誕生日を迎えるのも恒例で「今年で9回目」とはにかむ。背番号2の堅守の裏には、こだわりが詰まっている。

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