◇米男子ゴルフツアー AT&Tペブルビーチ・プロアマ最終日(2025年2月2日 カリフォルニア州 ペブルビーチ・リンクス=6972ヤード、パー72)
37位から出た松山英樹(32=LEXUS)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算7アンダーで48位だった。
首位と1打差の2位から出たロリー・マキロイ(35=英国)が66をマークし、通算21アンダーで逆転。ツアー通算27勝目を挙げた。
松山はホールアウト後、ゴルフネットワークのインタビューに答え「なかなか流れに乗れなかった。良かった部分もあるけど、それが続かない」と悔しげに振り返った。
2番パー5で2オンに成功してバーディーを先行させた。その後はパーを並べ、17番パー3で3パットのボギーを叩いたが、最終18番パー5で第2打を花道に運んでアプローチで寄せてバーディーで締めくくった。
4日間を通してフェアウエーキープ率50%、パーオン率51・39%とショットの制御に苦しんだ。「いいものもある。ただ結果につなげるためにはコントロールできないと意味がない。そういう意味では今はちょっと苦しい時期かな」と表情を曇らせた。
次戦は16年と17年に2連覇を飾ったフェニックス・オープン(6日開幕、アリゾナ州)。「最近あのコースでは良くないので、いいプレーができるように頑張りたい」と必死に前を向いた。