国際政治学者の三浦瑠麗氏(44)が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。芸能界を引退した元タレント・中居正広氏(52)の女性問題を巡る報道で、週刊文春がフジテレビ社員A氏の関与についての記事内容を一部訂正したことについて言及した。
週刊文春電子版は1月28日、中居氏を巡る報道の一部内容を訂正。昨年12月25日に配信、同26日発売の週刊文春に掲載された記事について「事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということがわかりました」とわびた。
編集部によると、フジ問題をテーマにした元大阪府知事の橋下徹氏のインタビューを電子版に1月27日に掲載。同誌の記事について橋下氏が「しれっと誤りを上書きしていた」と批判したことがきっかけで訂正した。同誌の竹田聖編集長は「指摘を真摯(しんし)に受け止めた」と説明。フジの記者会見のタイミングとは無関係と話している。
三浦氏は「週刊文春を廃刊にという声があるが、ジャーナリズムにとって、最も誠意がある態度というのは、廃刊にせず、きちっと謝り、仕事で返していくということ。マルコポーロ事件や新潮45の轍は踏まない方がいい。批判は高くなりすぎた評判ゆえ。批判されながらやっていくのがよい」と自身の考えをつづった。