侍ジャパンの井端弘和監督（49）が3日、日本ハムのキャンプ地である沖縄・名護を訪れ、練習を視察した。
グラウンドや球場の室内で新庄監督と会話を交わし、「おすすめ」という選手を具体的に5、6人挙げられたといい「若い選手も非常に多いですし、まだまだ伸びる可能性があると思っていますので、そういった選手がどんどん出てきた時には、本当にリーグ優勝、日本一になれるチームであるのは間違いないと思います」と期待した。
侍ジャパン前監督の栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーともグラウンドで約30分、会話を交わした。メンバー選考過程などの経験を引き合いにアドバイスをもらい「前回大会はどうのような形でっていうのも聞かせてもらいましたし、逆にこうしたほうがよりスムーズにいけるんじゃないかというところも教えてもらった。凄くいい時間を過ごさせてもらいました」と感謝した。
1年1カ月後の世界一連覇を目指すWBCに向け3月5、6日にオランダとの強化試合（京セラドーム）が控える。同戦のメンバー候補に挙がっている万波中正外野手、水谷瞬外野手、斎藤友貴哉投手、河野竜生投手の4選手ともあいさつ。「野手2人は、日本はどうしても左打者が多い中で貴重な右打者。さらに伸びてほしい。左の中継ぎは（昨年の）プレミアでも少なくて、課題だと思っているので、河野投手は貴重な左投手。斎藤投手はボールは速いですし、今年1年、しっかりやってくれれば（WBCメンバーに）入ってこれるだけのボールは投げているので、期待している」とそれぞれについて語った。