五輪柔道で史上唯一の3連覇を達成した野村忠宏氏(50)が3日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に生出演。2連覇直後の“愛人”発言を振り返った。
現役時代に意識していた選手として、柔道女子48キロ級で五輪5大会連続メダリストのヤワラちゃんこと谷亮子さんを挙げた野村氏。
谷さんはシドニー五輪で初の金メダルを獲得しており「ヤワラちゃんがバルセロナで負けてアトランタで負けてシドニーこそ悲願の金メダルっていうので。野村の2連覇よりも最終的にはヤワラちゃんの悲願の初優勝」が注目された。
「会見も2人で出る。インタビュアーも、まずヤワラちゃんに聞いて、同じ質問を(野村氏に)するって流れが決まっていて。また素敵なコメントをするんですよ。メダルを愛おしそうに出して“ようやく初恋の人に出会えました”って」。
そして、次は野村氏がコメントする番。「同じようないいコメント言えないの分かってるから」と谷さんにかぶせ「私は2連覇で(メダルは)2つ目だから、愛人みたいなものです」と表現した。
「その時は抜群と思った」というが「会見では誰も笑わなかったし、あとで怒られた」と苦笑した。