フリーアナウンサーの宮根誠司(61)がMCを務める2日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)で、芸能界を引退した元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルにフジテレビ社員が関与したと報じられている問題についてコメントした。
この日の番組では、同局の清水賢治新社長が1月30日の同局と親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の定例取締役会後に取材に応じた映像を放送。週刊文春の訂正記事について「なぜあのタイミングで出したのか一番疑問」と語った場面も報じた。
宮根は、弁護士の八代英輝氏の見解を聞きつつ、取締役会で決まった「若手社員による『再発防止・再生プロジェクトチーム』編成」について「これを私は期待するんですけどね」とコメント。八代弁護士も「改革していけるのは若いエネルギーではないかというのは同感」とうなずいた。
そして「フジテレビはガバナンスの問題とかいろいろあるが、今の状況を見ると視聴者の信頼、スポンサー各社の信頼を取り戻さないといけないというのがまずある」とコメント。
文春の訂正問題については「経営陣の人たちは週刊文春読み込んでなかったのかなって、記者会見前にね」とフジテレビ経営陣への疑問を口にした。
最後に「私はフジテレビの社員じゃないですけども、藤本(万梨乃)さんを始めカメラの向こうには『サンデー』のスタッフもいます。みんな一生懸命誠実に皆さんに良い番組をお届けしようと頑張っているので、いつになるか分かりませんが見捨てずに応援を続けていただけたらなと切に思います」と視聴者にメッセージを送った。