俳優の阿部サダヲ(54)が3日放送のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。自身が経験した最もハードな役柄について語った。
これまでの俳優人生を振り返って最もハードだと感じた作品をランキング形式で発表。1位に選んだのは19年に放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」だった。
「氷点下で水中演舞っていうのをやってんですけど、それが1番キツかったですね」と切り出し「今までで1番寒かった。ふんどし一丁で演舞をするんですけど、ずっと立ち泳ぎで、実際、そんなに深くなくていいともうんですけど、リアリティーを求めるので足つかないところでずっと。立ち泳ぎしながら文字を書くってやつやってて、全然できなくて」と過酷な撮影を振り返った。
「隣、皆川(猿時)さんだったんですけど、立ち泳ぎ苦手だったんで、沈んで…助けを求めてたんですけど全然来てくれなくて危なかったです」と大柄な体格の皆川の様子を伝えると「重しみたいになって、沈んでっちゃって。あの体だもんな…」とパーソナリティーの高田文夫は大爆笑だった。
「あんなに寒くて裸だったんで、初めて皆川くんと抱き合って」とあまりの寒さに恥を忘れ暖を取り合ったと回想。「毛むくじゃらな体なんですけど、本当に愛おしかったです」と笑いを誘っていた。