Infoseek 楽天

内藤剛志「プロってコレかと思った」劇団時代に衝撃を受けた名優告白「俺が入った時はみんな…」

スポニチアネックス 2025年2月3日 16時39分

 俳優の内藤剛志(69)が1日放送のテレビ大阪「大阪おっさんぽ」(土曜後6・58)に出演。影響を与えた俳優について語った。

 この日は「メッセンジャー」の黒田有、「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一とともに大阪・天王寺を街ブラロケ。店内でたこ焼きをつつきながら、"恩師"について聞かれた内藤は「プロでがっつり組んだのは藤田まことさん。プロってコレかと思った」と告白。「別に何を言われた訳ではない。全然ちゃう」と打ち明けた。

 そして「例えばこんな感じ」と、「たこ焼きうまいな」というセリフをぼそり。「けど(藤田は)全部の音を(ハッキリと)乗せる。それを少しずつ変化させるから、オッチャンやったり刑事やったり変わる。それを見てプロや、こっちへ行こうって」と決心したという。

 また劇団員当時を振り返り、「文学座の3個上が(松田)優作さん。俺が入った時はみんな優作さんみたいになってるワケ。だけど優作さんの後を行っても優作さんにしかなられへん。藤田さんは汎用性があると思う。誰にでも分かるようにやって、後で個性をつける。そっちか、って」と語った。

 これを受けて小杉が「来る役が陽気な関西弁のオッチャンばっかり」と自身の役柄を嘆くと、内藤は「結局、役って最終的にその人の人柄やと思う」と吐露。「例えば天才外科医やとしましょか。台本をもらうのが2週間ぐらい前。2週間でちょっと天才外科医らしいことをやったところで、そんなとこに金を払いますか?ホンマもんの外科医のドキュメンタリーを見てるほうがオモロイ」と断じた。

 続けて「ちょっと目つきを鋭くしたり、そんなんじゃなくてその人を見てる」という内藤に、小杉は「そのままやないかと思っても、それでいいんですね。その奥を見てくれてる」と納得したが、黒田は「お前が天才外科医やったら太りすぎや。どんだけ神経使わへんねん」とツッコんでいた。

この記事の関連ニュース