フジテレビの月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」(月曜後9・00)の第3話が3日に放送された。元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルを巡って同局の一連の対応が批判を集める中、撮影協力していた「横浜市消防局」「横浜市会」のクレジットがエンドロールから削除された。
提供社名の表示もなく、同局ドラマの予告やACジャパンの広告が流れた。
ドラマは、119番通報を受けて救急車などの出動を指示する指令管制員を描く物語。横浜市消防局の全面協力のもと撮影が行われ、消防士の活躍などをPRするタイアップポスターが各市町村に配布される予定だった。
しかしフジテレビの問題を受けてポスター配布は中止に。先月28日には市側からの要請で協力クレジットが削除されることが判明した。市関係者は「市民感情に配慮して積極的な広報を控えることにした」と説明した。
同ドラマは先月27日に第3話が放送される予定だったが、同局の10時間を超える記者会見を中継したため、延期となっていた。